燕市は、鍛造・圧延・プレス・研磨など、広範囲な金属加工技術の集積をベースに、金属製品製造業の中心地として発展を続けてきました。しかし、近年ではアジア諸国などとの厳しい競争を余議なくされ、基盤技術である金属研磨の事業所数、従業員数が著しく減少。このままでは金属加工集積地そのものが縮小し、産地が衰退しかねない状況にあります。

そのため、燕市では、金属加工産業の基盤技術である金属研磨業に携わる後継者の育成、新規開業者の促進、技術の高度化による産地産業の振興および体験学習による金属研磨技術の普及を図ることを目的に「燕市磨き屋一番館」を建設しました。運営事業は燕研磨振興協同組合に委託されており、卓越した技術者が研修生の指導に当たっています。

施設名称
燕市磨き屋一番館
所在地
燕市小池3633番地7
電話番号
   0256-61-6701
竣工
平成19年3月29日
構造
鉄骨造平屋建て
敷地面積
1,583.54㎡
建築延床面積
732.60㎡
施設内容
技能訓練室、開業支援室、研究開発室、検査・測定室、会議室、管理運営諸室
休館日
土・日・祝日・お盆・年末年始